今回は、FXを紹介していきたいと思います。
FXとは、Foreign Exchange(外国為替)の略で、ある国の通貨を、別の国の通貨に交換することです。
日本では「外国為替証拠金取引」とも呼ばれており、取引額の一部に相当する証拠金を預けるだけで「外国為替」の取引を行えるのが特徴で、少額で大きな金額の取引を行うことができます。これが、「レバレッジ」というものです。
FXでの利益の出し方は、為替差益(キャピタルゲイン)とスワップ収益(インカムゲイン)の2通りがあります。
為替差益というのは、外貨を売買してその差益を得ることを狙う取引です。例えば、1ドル=100円のときに100円を1ドルに交換し、1ドル=110円になった時に手元の1ドルを日本円に交換し、戻すことで10円の利益が出ます。これを100円ではなくレバレッジをかけるなどして、大きな金額でやることで、おおきな利益が生まれます。
スワップ収益とは、低金利の国の通貨を売り、高金利の国の通貨を買うことで得られます。例えば、金利が1%の国の通貨を売り、金利が11%の国の通貨を買うことで、金利差の10%が日々溜まっていくので収益が発生します。しかし、逆に金利が高い国の通貨を売り、金利が低い国の通貨を買うと金利差の支払いが発生するので、注意が必要です。
FXは自宅でできる副業としても人気の一方、詐欺も多く金融庁や大手の証券会社が注意喚起をしています。
出会い系アプリやマッチングアプリ、TwitterやFacebookなどのSNSから勧誘されたり、副業や投資の情報を調べたりしていると詐欺アカウントに引っかかってしまい、そこから口座開設や入金指示を受けます。
勧誘され、入金を行うと順調に利益が出るのですが、投資の利益や元本を引き出すことができず、勧誘してきた人とも連絡が取れなくなってしまい、詐欺に気づく事が多いようです。SNSでの発信は、事実でないことも書くことができるので、十分に注意してください。
詐欺にあってしまった場合の対処法として、①国民生活センター②適格消費者団体③金融サービス利用者相談室(金融庁)④警察相談専用電話⑤弁護士への相談をすることで解決することもあります。
詐欺かもしれないと思ったら、やりとりを記録や振込口座情報を記録するなどしておくと、相談がスムーズです。
また早めの対応が大事なので、怪しいと思ったらすぐに相談するとよいと思います。
ただし、返金してほしいという強い思いを持つ人を対象にした詐欺もあり、詐欺にあった後にさらに詐欺にあってしまうこともあります。
相談するときは、国民生活センターや警察にまずは相談してみましょう。
FXは自宅でもできる簡単副業としても有名ですが、詐欺にあってしまう可能性も高いので、一つの情報をだけを信じるのではなく、様々なサイトから情報を集めることで詐欺にあう可能性が低くなります。
様々な情報を集めFXに挑戦してみてください。